ERPパッケージとしてさまざまな機能を有するiDempiere(アイデンピエレ)。オープンソースで無料公開されており、生産管理システムとして使えるだけではなく、業務用アプリケーションの開発フレームワークとしても活用可能です。ここでは、iDempiereの特徴や導入事例について紹介しています。高機能な生産管理システムを求めている方は必見です。
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iDempiereは、ERPとして豊富な機能を有するソフトウェアです。生産や在庫管理はもちろんのこと、販売や購買管理、会計や顧客管理機能なども搭載されています。生産管理システムの枠を越え、さまざまな業務を一括管理できるのが特徴です。
開発生産性の高さと、システムの柔軟性を兼ね備えている点もポイント。iDempiereはアプリケーションの開発フレームワークとして使えるほか、クラウド環境でも使用できる柔軟性を有しています。システムを自社に合わせてカスタマイズすることも可能です。
iDempiereはオープンソースでライセンス料無料で使用できるのが大きな特徴の一つ。世界中の開発者が作ったプラグインが公表され、必要に応じてダウンロードして試したり導入することが可能です。開発者はビジネスロジックに集中でき、短期間・低コストの機能実装が可能です。
オンプレミス(ダウンロード)
ライセンス料は無料
※オープンソースで開発者が公表するプラグインは無料・有料の両方があります。
株式会社サンエス様では、ベトナムにある子会社に、iDempiere/JPiereを開発基盤として独自開発した生産工程の管理システムを導入し、運用しています。生産工程の管理システムを開発するに先立ち、株式会社サンエス様のシステム部門の皆様には当社で提供しているiDempiereのベーシックトレーニングを受講して頂いています。
商用のシステムと比べても見劣りしないくらい、機能的には充実していると思います。 オープンソースではあるものの、開発者のコミュニティが活発なようで、頻繁にパッチリリースやアドオンの提供がアナウンスされています。
iDempiereを一言で言うと無料で使用できるオープンソースのERPです。販売管理や在庫管理、会計など企業のいろいろな機能を一つに管理するシステムとして提供しているERPというとても大きなシステムを無料で使用することができ、システムのプログラムが公開されています。
Idempiereには二面性があり、表の顔とそれを支える裏の顔があります。表の顔が無料で使用できるオープンソースのERPです。そして表の顔を支える裏の顔がIdempiereが、業務アプリケーションの開発フレームワークであるということです。
生産管理システムは、製造現場の業務効率化や課題解決を行いますが、企業の生産内容や体制によって問題点が異なるので、それぞれの要件に合ったシステムを選ぶ必要があります。ここでは、費用や実績などにもとづき、企業規模別におすすめできる生産管理システムをピックアップして比較しました。
オープンソースで開発の柔軟性があるのがiDempiereの特徴ですが、自社に合わせて機能追加などシステムをカスタマイズする必要があります。したがって社内にシステム開発部門がある製造業での導入が向いています。
このサイトでは、この他にも目的に合わせた生産管理システムを多数紹介しています。適切に運用するには何が必要なのか、オススメの生産管理システムもピックアップしていますので導入検討中の場合は是非参考にしてください。
30~500名
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