ここでは製造現場の生産性を高めるデジタル化に貢献するパッケージシステム「実績班長」について調査。操作性や特徴、搭載されている機能、導入事例などをご紹介します。
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実績班長は製造現場のデジタル化を目的とするパッケージシステム。単にデータを取得する仕組みを構築するのではなく、必要なデータを必要な形でつなげることに重点を置いたシステム仕様になっています。PLCとデータ連携したり、外付けセンサーなどIoTを活用することで製造現場を見える化し業務改善につなげることが可能です。
現場の動きを見える化する進捗管理だけでなく、リアルタイムに品質を把握して流出不良を削減したり、材料調達から完成するまでの在庫量を減らしキャッシュフローを改善する在庫管理機能、製造日報・作業日報を電子化する労務管理機能も搭載。製造に関わる業務を徹底的にデジタル化することで全体的な生産性アップを実現します。
パッケージをベースにしたシステム導入が可能なので、既存システムのカスタマイズや追加開発費用が莫大になってしまう課題を解決。多数のERP(基幹システム)・生産管理システムと連携実績があり、短納期でデジタル化を実現。システム改修にかかる工数が減るため、コスト高になるという導入障壁を取り除くことができます。
オンプレミス(パッケージ型)
公式ホームページに記載がありませんでした。
導入前は製造現場全体での状況把握が困難で、自社開発システムの老朽化やブラックボックス化などの問題を抱えていました。実績班長を導入してからはデータ可視化・リアルタイム把握が可能となり棚卸業務の作業負担が軽減しました。
パッケージシステムで費用を抑え、実工数を見える化してコスト分析のためのデータ取得をしたかったことが導入の経緯。導入後は紙ベースからタブレット操作になり、オーダーに紐づいた正確なデータ収集が可能になりました。
紙での管理に苦労している製造業の方々にお勧めです。当社の管理監督者は自分の席にいながら工場全体の稼働状況を把握し、現場とは無線などで連絡しています。スピーディな対応が可能になり、生産性や稼働率の向上が期待できるでしょう。
作業標準時間の目安をモニターで色別に表示をしているので、それが現場のペースメーカーになっています。また、その運用が定着するにつれて、現場作業員のサイクルタイムに対する意識が高まってきているのを感じます。
実績班長は製造現場のデジタル化を意識した設計仕様のパッケージシステムなので、導入までの時間や費用をあまりかけたくない中堅・中小企業に向いています。また装置連動で工場全体を可視化したい場合に適したシステムです。
このサイトでは企業が抱えるさまざまな課題や要望に合う適した生産管理システム導入に必要なことをまとめています。また、おすすめできる実績豊富なシステムも厳選して紹介していますので、参考にしていただけると幸いです。
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