ここでは、ファブレス経営・企業について解説するとともに、生産管理システムの必要性などをまとめています。ファブレス企業におすすめの機能なども紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
ファブレス経営・企業とは、製造業でありながら、製造工程を外注しているビジネスモデル・メーカーです。自社の製造工場をもたず、製品の企画や設計を行うのが一般的。
そもそもファブレスとは、「製造工場(fabrication facility)」と「持たない(less)」という言葉を組み合わせた表現です。
また、製造のみを行う企業をファウンドリ企業と呼びます。ファブレス企業が企画・設計した製品をファウンドリ企業が製造し、完成した製品をファブレス企業が販売するという形態です。
ファブレス経営には「工場や生産設備が不要のため、初期投資などを抑えられる」「新製品をスピーディに開発できる」といったメリットがあるものの、「品質やコスト、納期の管理が難しい」「自社にモノづくりのノウハウが蓄積されない」といったデメリットもあります。
「ファブレス企業は企画や設計のみを行うのだから、生産管理システムは不要だろう」と思うかもしれません。
しかし、ファブレス企業の形態には、製造の工程すべてを外注するケースのほか、部材の調達は自社で行い製造のみを外注するというケースがあります。
部材の調達を行う場合は、部材の手配や在庫管理、外注先への支給品、進捗状況などが必要。販売管理システムだけでは機能が不足してしまうため、自社に合った生産システムを導入することが大切です。たとえば、「外注工場への手配、管理機能などがある」「在庫管理に関する機能が充実している」「販売・購買に関する機能が充実している」といった生産管理システムを導入すると良いでしょう。
ファブレス企業では、基幹システムから独立したシステムを利用していることが多いのが現状です。しかし、管理の負担やシステム間のデータ不整合といった課題があるようです。
そこで、生産管理システムを導入すれば、部材の調達などを含めた管理を適切に行えます。たとえば、生産依頼データを取り込むことで、製造指図の作成や完成入庫、発注入庫処理などを自動で連携。別システムで二重にデータを入力する手間が省けるうえ、データの整合性チェックが不要になります。
参照元:日経クロステック|ファブレス製造業に特化した生産管理システム、脱Excelで効率化(https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/24/00413/)
引用元:ネクスタ公式HP
(https://smartf-nexta.com/)
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